第1回中性脂肪学会が開催されました

2017年9月9日(土)、第1回中性脂肪学会・学術集会がホテル阪急エキスポパーク(大阪)で開催されました。本学術集会において、国際共同臨床研究支援室、中谷が本学会の中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)セッションの座長を務め、TGCVに関する概要、診断、治療、国際展開、今後の展望について、活発な議論を行いました。

TGCVは、2008年に大阪大学循環器内科に所属する平野賢一医師によって発見された疾患概念で、原発性と特発性に分類されます。原発性、特発性の症例数は、世界中で100例または40000例程度と推定されています。また、特発性TGCVの予後は明らかではありませんが、原発性TGCVの多くは20-60歳に心疾患で死亡することがわかっています。本疾患の克服には、学会活動を通じて、情報収集・共有そして、情報発信を行うことだと考えます。一日も早い本疾患の克服が期待されます。

平野先生のプレゼンテーション

室長の中谷がTGCVセッションの座長を務めました

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